屈強の男性に…

またまた電車を撮りに行きました。

普段行かない駅に撮影に。。。

駅の入り口に、たくましい男性(普段着)が立っていて、ぼくの様子を見ていました。

係の方かな?と思って、軽く会釈。

車を停車し、無人駅の中に入っていくと、屈強の男性があちこちから集まってきて、

あっという間に取り囲まれてしまいました。

「乗車ですか?」

「いえ、新幹線の撮影です。」

「何時の新幹線ですか?」

「直ぐくる新幹線ですが‥‥」

「‥‥‥〇時の新幹線じゃないようですね、問題なさそうです。どうぞ、中へ。」

 男性方は、みなさん警察の方でした。


 実は、28日から全国高校総体が開催されており、

その式典に皇太子さまにご臨席を賜っていたとのこと。(そういわれればニュースでーー;)

 この日、新幹線でお帰りになるところを警護されているとのことでした。

 山形新幹線の、全ての(無人)駅、踏切をカバーされているの!?

 その数、すごいじゃない!

 そういえば、新幹線が通過する線路の真上を通る高架橋にも、

似た格好の人がいらっしゃいました!

 駅員さんもどこからかいらっしゃって、ぼくに次の新幹線の通過時刻を教えてくれる始末に!

 (呼ばれちゃったのかな・・・駅員さん。ごめんなさい。)

 プラットホームのすぐ横には、畑と民家があります。

「こんにちは、見事な畑ですね。」

「いやあ、ほんの遊びですよ。この前収穫間際のスイカ4玉をサルにやられてしまって…(笑)

 …犬3匹と一緒に暮らしてるんだけど、全然吠えなくてよw。」


「ええ、もったいないですね!スイカぼくも大好きですよ。可愛いワンちゃんですね。」

「1玉2000円するでしょうかね(笑)、このトマトいかがですか?」

 不意にまるまる熟したミニトマトを、両手に抱えきれないほどいただきました。

「甘くて、ジューシーです!おじいちゃん!」

目を細められているおじいさんが、さらに、

「向こうの方、お仲間さん?これ、お仲間さんに。」

さらに、こぼれそうなほどいっぱいのミニトマトをいただきました。

「駅員さ~~ん! 警察の皆さん、おじいさんからいただきました~~。」

とミニトマトを抱えて、駅舎の方に駆け戻りました。

「ごちそうさまあっす。」

物々しい雰囲気だったのが、アットホームな感じに変わって^^


「そろそろきますよ、新幹線。」(駅員さん)

「はい、ありがとうございます。」

先ほど普通電車が通り過ぎて行った軌道を



新幹線が駆け上がってくる。

Rの内側に少し重心を傾け、


東京に向かって・・・

  ああ、行きたい・・・

そういう日、そういう時刻に、ふらっと出向いて

ひと騒動?起こしてしまうGでした。

警護の皆さん、お疲れさまでした。m(__)m